[編集日:2013.07.11 」
シンガポール オンライン事情
・ シンガポールは高い経済成長度を誇り、人口は10年前から3割弱増加し514万人に達したが、増加率は徐々に鈍化しつつある。
・ 大きな特徴の一つは、輸出と外国人労働者に大きく依存した経済となっていることだ。
・ インターネットの人口普及率は約77.8%と高く、その多くが住宅向けとワイヤレスの両方のブロードバンドを利用している。
・ その背景には、街頭での無線LANの整備があり、アジアで一般的なネットカフェは尐ない。
・ インターネット利用者の中心は25~44歳で、1日に1回は家や職場から接続しており、主にPCからの接続である。
・ その利用目的は検索、次いでショッピング/買い物の事前調査、ニュースなどの最新情報の獲得となっている。世界平均と比較してもソーシャル/マルチメディアの利用が多く、ポータルサイト、エンターテイメント・ニュースなどの情報系サイト、ソーシャルネットワーキング/コミュニティなどコミュニケーション系が続く。
・ 人気のあるサイトとして、Microsoft、Google、Yahoo、そしてFacebook、SPH'ローカル・コンテンツ・サイト(がある。
・ 「検索ワード」の上位をEC関連が占めており、ECへの関心/利用が高い。ネットユーザー過半数がECを利用し、特に女性の利用が多いことが特徴である。
・ また、ネットで購入せずとも、店舗の価格比較を行うことも多いという。
・ また、Paypalの登録者数が急増しており、多くは米国のサイトからの購入に用いられる。
・ 金融ではオンラインバンキング非常に普及している。
・ ソーシャルメディアの利用者の大半は35歳以上である。
・ 利用法としては、友人知人の投稿の確認などに加えて、メッセンジャーとしても利用されている。特にFacebookは、飲食店やテクノロジー、ファッションなどの事業者が活用する傾向が強い。
・ 位置情報サービスとの組み合わせの試行も始まっている。
・ 携帯電話は人口よりも多い加入数で、2010年の普及率は144.2%だが、2015年には160%を超えると予想されている。また、3G利用者も多い。
・ 利用機種としては、ノキアとアップルのシェアが拮抗しており、両社合わせて6割以上のシェアとなっている。
・ また、2010年にシンガポールで販売された携帯電話の8割以上はスマートフォンであった。
・ EC、あるいはショッピング情報の収集に携帯電話がよく利用されている。
・ オンライン広告費は9,550万シンガポールドル(2010年)で、広告費全体の約6%を占めるまでに成長している。
・ 主にウェブ検索広告費が多く、広告主としては技術・通信、金融、旅行やレジャーとなっている。
出所 : JETRO 「東南アジアにおけるインターネット普及状況とSNS調査」2012年3月