国土面積

6万5,607平方キロメートル（北海道の約0.8倍）

人口

約2,063万人（2010年央推計）

首都

スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ

民族

シンハラ人（72.9％），タミル人（18.0％），スリランカ・ムーア人（8.0％）（一部地域を除く値）

言語

公用語（シンハラ語，タミル語），連結語（英語）

宗教

仏教徒（70.0％），ヒンドゥ教徒（10.0％），イスラム教徒（8.5％），ローマン・カトリック教徒（11.3％）（一部地域を除く値）

在留邦人数

882人（2011年10月現在，在スリランカ日本大使館調査）

在日当該国人数

9,097人（2010年12月末日現在，法務省）

最近の経済状況

スリランカ経済は，伝統的には米と3大プランテーション作物（紅茶，ゴム，ココナッツ）を中心とする農業依存型経済であったが，経済発展とともに製造業や卸・小売業等が拡大し，最近では衣類製品が最大の輸出品目となっている。 2010年のスリランカ経済は，内戦の終結による経済活動の活性化等によって，実質8.0％という過去30年間で最も高い成長率を達成した。経済の拡大を受けて雇用機会も拡大し，失業率は4.9％に低下した（2009年5.8％）。インフレ率は国内の供給体制の改善や補助金を通じた輸入品の国内価格抑制などにより，2010年を通じて一桁台半ばに留まり，年末時点で5.9％となった。輸出はEUからの特恵関税（GSPプラス）の撤廃にも拘わらず拡大した。外貨準備高（年末）は，2008年末には平均月間輸入額の約2.0ヵ月分まで低下したが，内戦終結やIMFのスタンドバイ融資により2010年は同6.4ヵ月分と安定的に推移した。また観光客数も治安の改善を受けて65万人を突破し，観光収入も5.76億ドル（対前年比64.6％増）となった。

名目GDP総額

574億米ドル（2011年）

一人あたりGDP

2,836米ドル（2011年）

実質GDP成長率

8.3％（2011年）

総貿易額

（1）輸出　105.6億米ドル　（2）輸入　202.7億米ドル

消費者物価上昇率

6.7％（2011年コロンボ消費者物価上昇率）

失業率

4.2％（2011年）

主要貿易品目

（1）輸出　工業製品（繊維・衣類製品等）76％，農業製品24％，宝石類0.3％　（2）輸入　中間財（繊維関連等）61％，資本財21％，消費財（食料品等）18％，その他0.3％

主要貿易相手国

（1）輸出　米国（20.3％），英国（10.5％），イタリア（5.8％），ベルギー・ルクセンブルク（5.4％），インド（4.9％）　（2）輸入　インド（21.9％），シンガポール（10.5％），中国（10.3％），イラン（7.9％），日本（5.1％），マレーシア（3.4％）

通貨

ルピー　1ルピー＝0.68円（2011年末値）

簡単な略歴

2004年12月 スマトラ沖大地震及びインド洋津波により，スリランカ北西部を除く全ての沿岸が被災し，3万人以上が犠牲。
2005年11月 ラージャパクサ大統領就任
2010年1月 大統領選挙，ラージャパクサ大統領再選。

当該国進出企業

約90社　（2010年12月現在　JETRO、スリランカ日本商工会会員企業調査）

インターネットユーザー数

2,503,194　(11.8 %)　2011年12月末現在

普及率（PC）

12.3%

普及率（Mobile）

87.1%

フェイスブック人口

1,235,080　2011年12月末現在

概況

スリランカは、長年続く国内紛争で、情報通信インフラを発展させるのが難しい状況にある。

2009年頃までは前年比0.3パーセントの伸びだったのが、2010年に掛けての伸びは高く、現在は200万人を超すインターネット人口を持つ。

(2011年11月末現在)　引用元「外務省調査」